CLIENT

クライアントと直接取引できる良さは何ですか？

基本的に「クライアントの課題をクリエイティブで解決する」ことを目指して活動しています。ここでの「クライアント課題」を正しく把握することが意外と難しく、第三者から聞いた情報だけでは判断が難しい場合も多くあります。そんなとき、直接取引により直接クライアントと話ができるということは、意思疎通が取りやすくなり、正しく把握することはもとより、クライアントも気付いていない本質的な課題を知り得る可能性も高くなる。それが「直接取引」の最大のメリットと考えます。

また、本質的な課題を解決することで、クライアントとの「信頼関係」も築くことができます。単なる協力会社として見られるか、課題解決のためのパートナーとして相談を受けるか、クライマークスが目指すビジョンは、後者の関係性をどれだけ築き上げられるかによると思います。

5年前と現在を比較して、採用サイトにはどのような変化がありますか？

採用サイトの変化には、各社の採用活動における課題の変化が紐づいていると思います。例えば、少子化における売り手市場が続いていますが、従業員数が数千人以上の大手企業では逆に買い手市場となってます。つまりは、募集をかけて集まる企業と集まらない企業が存在していて、各社の採用課題も異なるため、採用サイトの在り方も共通ではないということが言えると思います。もちろん少子化だけではありません。理工系出身者を求める企業数の増大など、採用市場における競争はこれまで以上に激しくなっています。そういった背景も踏まえ、採用サイトがどうあるべきか、延いては応募者とどのようなコミュニケーションを図るべきか、このような広い視野をもって取り組むことが、特にここ最近は求められていると思います。

採用サイトのノウハウやトレンドはどこから仕入れていますか？

デザインや設計などのアウトプットに対しては、毎年のまとめサイトなどで取り上げられる実績からインプットすることはあります。ただ、課題や市場の動向といったアウトプットに至る前の基本情報は、採用の第一線で活動しているクライアントの担当者に直接ヒアリングすることが一番参考になります。当事者ですからね。また、新入社員や内定者の方にも採用サイトやコンテンツに対する意見を伺ったりもします。ターゲット層との世代間ギャップへの危機感もあり、直接お伺いするということは重要視しています。

WORKSTYLE

リモートワークになって働き方、考え方で変わった部分を教えてください。

クライアント先へのアポなど、移動を伴う活動が多かったため、それらの負担が軽減されたことは非常に大きいです。また、移動時間を作業に置き換えることができ、結果として生産性は大きく向上しています。一方で、コミュニケーションが限定されるため、それらのやり方に対しては今なお見直しながら取り組んでいます。特に信頼関係が構築できていない新規のクライアントにはヒアリングの内容をより充実させたり、その機会を多く持つなど、正しく、効率的なインプットができるよう注力しています。もちろん、クライアントだけでなく、社内メンバーやパートナー企業にも同じような課題感をもって取り組んでいます。

リモートワーク中心になってから、オンオフはどのように切り替えていますか？

リモートワーク前からあまり変わらず、オンオフは明確に切り替えて時間を確保しています。計画性を持って仕事に取り組むことの重要性を認識していても、私たちの仕事には閉店時間があるわけではないので、エンドレスで働き続けられてしまいます。ただそれでは、パフォーマンスも悪くなるだけです。続けていたら、いつか体を壊してしまいます。オンオフを確保するためにはタスクと予定を把握し、自己管理することが必要です。具体的には、私の場合、1日～1週間程度のタスクは見える化し、常に把握できるようにしています。これにより仕事量のバランスを調整し、生産性・パフォーマンスの維持を心がけています。